ロードバイクを始めたばかりの人に向けて、最初に知っておきたいことを4つのステップにまとめたページです。交通ルールと安全、乗る前の点検、強度の物差し、練習の組み立ての順に、基本と詳しい記事への入口を紹介します。

ステップ1:交通ルールと安全
自転車は道路交通法では「車両」です。2026年4月1日から、16歳以上の人が自転車で一定の違反をすると「青切符」(交通反則通告制度)の対象になりました。反則金を期限内に納めれば、刑事手続には進みません。警察庁は、取締りの基本はこれまでどおり現場での指導警告で、事故の原因になるような悪質・危険な違反が取締りの対象になると説明しています。
警察庁の資料にある反則金の例です。
- 携帯電話使用等(保持):12,000円
- 信号無視、通行区分違反(逆走・歩道通行など):6,000円
- 指定場所一時不停止等、無灯火:5,000円
酒酔い・酒気帯び運転、妨害運転などの重大な違反は青切符ではなく、刑事手続で扱われます。夜や日が短い季節に走るなら、ライトは必須と考えましょう。
ステップ2:乗る前の点検
工具メーカーのPark Toolは、すべてのボルトを確かめる必要はなく、出発前に短い点検をするだけでも多くの問題に気づけるとしています。目安になるのは次の点です。
- タイヤ:つまんで空気が抜けていないか確かめる(正確な値は空気圧計で)
- ブレーキ:左右のレバーを強く握って、ふにゃっとしないか。車輪を回してこすれる音がないか
- ハンドル・サドル:手で動かして、ずれたり回ったりしないか
- チェーン・変速:乾いて音が出ていないか、ギアがひととおり変わるか
- 持ち物:予備のチューブ、パッチ、ポンプ、タイヤレバー
ステップ3:強度の物差しを持つ
練習の強さは、道具がなくても使える順にRPE(きつさの感覚)→心拍数→パワー(FTP)で測れます。最初は感覚でよく、心拍計やパワーメーターを使うようになったら数字に置き換えていきます。
- RPE(主観的運動強度):感覚で強度を決める方法
- FTPとは?:パワーで練習するときの基準
- FTP測定方法の比較:ランプテストと20分テストのやり方
- パワー・心拍ゾーン計算:FTPや心拍数からゾーンを出す無料ツール
ステップ4:練習を組み立てる
アメリカスポーツ医学会(ACSM)の指針では、成人は中くらいの強度の有酸素運動を週150分以上行うことがすすめられています。ロードバイクでも、まずは会話ができる程度の強さで走る時間を積み、慣れてきたら少しきつい練習を足すのが基本です。
- Z2トレーニングとは?:練習の土台になる強度
- SSTとは?:FTPを上げるための少しきつい練習
- Zwiftおすすめワークアウト12選:室内で練習するときのメニュー
機材を選ぶときは
室内で練習したい人や、パワーで強度を測りたい人は、スマートトレーナーの選び方とパワーメーターの選び方で、仕組みと違いを確認できます。
初心者向けの記事は「初心者の基本」カテゴリーにまとめています。メンテナンスや補給の記事も順次追加していきます。
情報は確認日時点(2026年10月20日)のものです。交通ルールの詳細は警察庁の資料で確認してください。